もくじ
英語の接続詞とは
まずは接続詞の定義を確認しよう。
定義
2つの文をつなげてひとつの文にする働きができる品詞を接続詞(conjunction)という。
例えば、
He ate lunch.
He was hungry.
という2つの文は、接続詞becauseを使えば、
He ate lunch because he was hungry.
というひとつの文にすることができる。
3つ以上の文をつなぐこともできる。
例えば、
I think so.
He is kind.
He helped me.
という3つをつないで、
I think that he is kind because he helped me.
というひとつの文を作ることもできる。
英語の接続詞の種類
接続詞には大きく分けて「節を作らない接続詞」と「節を作る接続詞」がある。 節というのは「主語+述語」の構造を持ったカタマリで、全体としてひとつの品詞の働きをするものだ。
等位接続詞
定義
節を作らない接続詞を等位接続詞(coordinating conjunction)という。
等位接続詞にはandやsoなど全部で8個ある。 たとえば「I like cats.」という文と「He likes dogs.」という2つの文をandという接続詞でつなぐと、
I like cats and he likes dogs.
(私はネコが好きで彼は犬が好き。)
という1つの文を作ることができる。 andによって2つの文が1つの文にまとめられたが、特に新しい節は作っていない。
従属接続詞
定義
節を作る接続詞を従属接続詞(subordinating conjunction)という。
従属接続詞にはthatやbecauseなどたくさんある。 たとえば「I know it.」という文と「He likes dogs.」という文をthatという接続詞でつなぐと、
I know that he likes dogs.
(私は彼がネコ好きということを知っている。)
という1つの文をつくることができる。 接続詞thatがつくる節「that he likes dogs」は名詞節として動詞knowの目的語になっている。 ちなみに従属接続詞が作る節は従属節と呼ばれることがある。 接続詞は、このような名詞節だけではなく、副詞節や形容詞節を作ることもできる。 例えば次の文では接続詞whichが作る節「which is black」は形容詞節として名詞catsを修飾している。
I like cats which is black.
そしてこのwhidhは節の中で主語として働いているので、節の中では名詞ということになる。 (ちなみにこのような接続詞を関係代名詞ともいう。)
文法
従属接続詞は節の中で名詞や副詞や限定詞として働くことができる。
節を作らない接続詞(等位接続詞)
節を作らない接続詞(等位接続詞)は「and」「or」「nor」「for」「but」「yet」「so」の7つだけだ。
例えば、
I like cats. I like dogs.
という2つの文は等位接続詞andを使うと
I like cats and I like dogs.
のようにひとつの文にできる。 このとき「I like」の部分は被っているので
I like cats and dogs.
のように省略することもできる。 3つ以上の文をつなぐこともできる。 例えば、
I like cats. I like dogs. I want to take a cat.
という3つの文をandでつなげると、
I like cats and I like dogs and I want to take a cat.
となる。 被っている部分は省略できるので、
I like cats and dogs and want to take a cat.
とすることもできる。
副詞節を作る接続詞(従属接続詞)
ここからは従属接続詞を見ていこう。 まずは副詞節を作る従属接続詞。
節の中で名詞の役割をする接続詞
例えば2つの文「I will answer」と「You ask me.」を接続詞「whoever」でつなぐと次のようになる。
I will answer whoever ask me.
(私は誰の質問にも答えるつもりだ。)
この例文では接続詞「whoever」が副詞節「whoever ask me」を作っていて、whoeverはこの節の中では名詞の役割をしている。
節の中で副詞の役割をする接続詞
例えば2つの文「I was taking lunch.」と「Yesterday he called me.」を接続詞「when」でつなぐと次のようになる。
I was taking lunch when he called me.
(彼に電話をもらったとき私はランチ中だった。)
この例文では接続詞「when」が副詞節「when he called me」を作っていて、whenはこの節の中では副詞の役割をしている。
節の中で役割がない接続詞
例えば2つの文「I like cats.」と「They are cute.」を接続詞「because」でつなぐと次のようになる。
I like cats because they are cute.
(私はネコが可愛いから好き。)
この例文では接続詞「because」が副詞節「because they are cute」を作っていて、becauseはこの節の中ではどの品詞の役割もしていない。 このタイプの接続詞だけを従属接続詞とよぶ文献もある。
名詞節を作る接続詞(おもに疑問詞)
節の中で名詞の役割をする接続詞
例えば2つの文「I know it.」と「You want it.」を接続詞「what」でつなぐと次のようになる。
I know what you want].
(私はあなたが欲しいものを知っている。)
この例文では接続詞「what」が副詞節「what you want」を作っていて、whatはこの節の中では名詞の役割をしている。 このタイプの接続詞は関係代名詞とも呼ばれる。
節の中で副詞の役割をする接続詞
例えば2つの文「I know the place.」と「You live in the place.」を接続詞「where」でつなぐと次のようになる。
I know where you live.
(私はあなたが住んでる場所を知っている。)
この例文では接続詞「where」が名詞節「where you live」を作っていて、whereはこの節の中では副詞の役割をしている。 このタイプの接続詞は関係副詞ともよばれる。
節の中で限定詞の役割をする接続詞
例えば2つの文「I know it.」と「She wants that book.」を接続詞「which」でつなぐと次のようになる。
I know which bag she wants.
(私は彼女がどのバッグを欲しいのか知っている。)
この例文では接続詞「which」が名詞節「which bag she wants」を作っていて、whichはこの節の中では限定詞の役割をしている。
節の中で役割がない接続詞
例えば2つの文「I know it.」と「He is kind.」を接続詞「that」でつなぐと次のようになる。
I know that he is kind.
(私は彼が優しいことを知っている。)
この例文では接続詞「that」が名詞節「that he is kind」を作っていて、thatはこの節の中ではどの品詞の役割もしていない。
形容詞節を作る接続詞(おもに関係詞)
節の中で名詞の役割をする接続詞
例えば2つの文「I have a friend.」と「He lives in Tokyo.」を接続詞「who」でつなぐと次のようになる。
I have a friend who lives in Tokyo.
(私には東京に住んでいる友達がいる。)
この例文では接続詞「who」が副詞節「who lives in Tokyo」を作っていて、whoはこの節の中では名詞の役割をしている。 このタイプの接続詞は関係代名詞とも呼ばれる。
節の中で副詞の役割をする接続詞
例えば2つの文「I know the town.」と「He lives in the town.」を接続詞「where」でつなぐと次のようになる。
I know the town where he lives.
(私は彼が住んでいる街を知っている。)
この例文では接続詞「where」が副詞節「where he lives」を作っていて、whereはこの節の中では副詞の役割をしている。 このタイプの接続詞は関係副詞とも呼ばれる。
節の中で限定詞の役割をする接続詞
例えば2つの文「I have a friend.」と「The friend’s brother lives in Tokyo.」を接続詞「whose」でつなぐと次のようになる。
I have a friend whose brother lives in Tokyo.
(私は兄弟が東京に住んでいる友達がいる。)
この例文では接続詞「whose」が副詞節「whose brother lives in Tokyo」を作っていて、whoseはこの節の中では限定詞の役割をしている。
節の中で役割がない接続詞
例えば2つの文「The word is strange.」と「He sees it.」を接続詞「as」でつなげると次のようになる。
The world as he sees it is strange.
(彼が見る世界は奇妙だ。)
この例文では接続詞「as」が形容詞節「as he sees it」を作っていて、asはこの節の中ではどの品詞の役割もしていない。