もくじ
willを使った未来表現
もっとも定番な未来表現は、「〜する意思がある」という意味の助動詞「will」を使う方法だ。 意思があるという意味なので、主語が1人称なら「〜するつもりだ」という意味になる。
I will read the book.
(私はその本を読むつもりだ。)
意思があるという意味なので、主語が1人称以外の場合は「〜するだろう」という意味になる。
He will help her.
(彼は彼女を助けるだろう。)
無生物に主語が無生物の場合でも同じ。
It will rain tomorrow.
(明日は雨が降るだろう。)
be going toを使った未来表現
現在進行形(現在時制進行相)を使っても未来のことを表すことができる。 「will read the book」は「その本を読む意思がある」というニュアンスになるのに対して、 「be going to read the book」は「その本を読む過程の中にある」というニュアンスになるので、 たとえば読むために既にその本を手に入れていたり、持って来ていたりしている可能性がある。
She is going to read the book.
(彼女はその本を読むつもりでいる。)
次の例文でも、既にパーティーの準備を何かしら進めているというニュアンスがある。
We are going to have a party on Friday.
(金曜日にパーティーを開く予定でいる。)
be toを使った未来表現
be+to不定詞を使って未来を表すこともできる。 これはwillやbe going toを使った表現よりもフォーマルで、硬い印象を与える。 主に、公式な予定、計画、義務、指示などを表すのに使われる。
The president is to visit Japan next month.
(大統領は来月、日本を訪問する予定だ。)
The new library is to open in April.
(新しい図書館は4月に開館する予定だ。)
be about toを使った未来表現
これは「いままさに〜しようとしている。」「まさに~しようとしている」「~するところである」という意味で、非常に近い未来や、差し迫った未来を表す。 今にも何かが起ころうとしている、という緊迫感や臨場感を伝えることができる。
The train is about to leave.
(電車はまさに出発しようとしている。)
She is about to cry.
(彼女はまさに泣き出しそうだ。)
単純な現在時制を使った未来表現
確定的な未来は単純な現在時制を使って表すことができる。
The train leaves at 10:15.
(その列車は10:15に出発する。)
The exams begin next month.
(試験は来月始まる。)
時や条件を表す副詞節でも、単純な現在時制を使って未来を表すことができる。
If it rains tomorrow, I will go out.
(もし明日晴れるなら、外出するすもりだ。)
I will tell him it when he comes.
(彼が来たらそれを伝えるつもりだ。)