天動説から地動説に転換したような、世界観がガラッと変わってしまうことを「コペルニクス的転回」というそうです。
サイト名のコペテン(COPETEN)はここから取りました。
私は、学びの醍醐味ってこのコペテンだと思っています。
学ぶ前と学んだ後で、世界観がガラッと変わってしまうことってよくあります。
たとえば、
・重力が強いと時間がゆっくり進む。
・指数関数と三角関数は複素数の世界で繋がっている。
・生命の設計図はたった4種類の塩基でできている。
…などなど。
子供の頃の私はブルーバックスやNewtonが大好きで、宇宙や素粒子に特に興味を持っていたので、大学は物理学科に進みました。
たくさんのコペテンを知りたかったのと、あわよくば自分も新しいコペテンを発見できたら最高だな、なんて思ってました。
でも大学院まで進んで挫折しました。
マスターはお情けでもらいましたが、ペスキンすら読破できないまま、ドクターには進まず社会人になりました。
でも社会人になってからもコペテンの感動を忘れられず、30歳を過ぎてから本格的に学びを再開しました。
そして学んだ内容をこのサイトで公開していくことにしました。
大半を忘れてしまっているので、高校レベルの内容からスタートしています。
学びの理論に「プロテジェ効果」というものがあるそうです。
これは「他人に教えることで教える側の学習効果が高まる」というものです。
この理論のすごいところは、実際に教えるという行為をしなくても、教えるつもりで学ぶだけでも学習効果が高まるというところです。
いま私はひとりで学んでいるので、少しでも効果的に学ぶために、学んだことを説明する記事を書いて発信していていこうと思います。
高校3年生くらいの自分に向けて書いています。
学びながら書いているので、間違いもあると思います。
もし間違いを見つけたら指摘していただけるととっても嬉しいです。