天動説から地動説に転換したような、世界観がガラッと変わってしまうことを「コペルニクス的転回」といいます。
サイト名のコペテン(COPETEN)はここから取りました。
科学や数学の発展はこういう世界観の転換を何度も起こしてきました。
私は、
- 重力が強いと時間がゆっくり進む。
- 指数関数と三角関数は複素数の世界で繋がっている。
- 生命の設計図はたった4種類の塩基でできている。
などのコペテンを最初に知ったときはとても驚きました。
そしてもっとたくさんのコペテンに出会いたい、もっとこれらのコペテンを深く理解したいと思い、理学部へ進みました。
でもこれらを深く理解しようとすればするほど、必要な予備知識は膨大になります。
たとえば、私は中学生の頃に ブルーバックス や Newton を読んで、素粒子に特に興味を持ちました。
ところが素粒子についてきちんと理解するには、相対論や量子論などの大学レベルの物理学の知識が必要です。
そして素粒子を記述するには複素解析や群論などの大学レベルの数学の知識も必要になります。
さらに素粒子の 教科書 や 論文 を読むには英語もできないといけません。
私は途中で一度挫折しました。
マスターはギリギリ取りましたが、ペスキンは読破できないまま大学を卒業し、サラリーマンになりました。
でもコペンデの魅力を忘れられず、学びを再開することにしました。
そして学んだ内容をこのサイトで公開していくことにしました。
2021年1月25日
YOSHIKI