もくじ
英語の敬語の原則
英語では次の4つのポイントをおさえると丁寧な表現になる。
- 仮定法を使う。
- フォーマルな単語を使う。
- 修飾語を増やす。
- 疑問詞を使ったダイレクトな疑問文を避ける。
仮定法を使う
直接法で伝えるよりも仮定法で伝えた方が遠回しな表現になって丁寧な印象を与える。 日本語で言うと「助けてくれると嬉しい」よりも「助けてくれたら嬉しい」の方が丁寧なのと同じ。 たとえば
Can you help me?
と伝えるよりも、仮定法を使って
Could you help me?
と伝えた方が丁寧。
フォーマルな単語を使う
カジュアルな単語よりもフォーマルな単語を使った方が丁寧な表現になる。 日本語で言うと「買う」よりも「購入する」の方が丁寧になるのと同じ。 たとえば
We can't tell you.
と伝えるよりも
We can't inform you.
と伝えた方が丁寧。 フォーマルな単語の例としては次のようなものがある。
tell → inform
ask → inquire
say → comment
help → assist
make → create
give → provide
do → execute
like → prefer
thank → appreciate
修飾語を増やす
修飾語を使ってワンクッション挟んだ方が丁寧な表現になる。 日本で言うと「残念ながら」や「もしよろしければ」みたいな言葉を挟むのと同じ。 たとえば
We can't do it.
と伝えるよりも
Unfortunately, we can't do it.
と伝えた方が丁寧。
疑問詞を使ったダイレクトな疑問文を避ける
文頭でWhatやWhenやHowなどの疑問詞を使うのは避けた方が丁寧になる。 日本語で言うと「いま何時?」よりも「お時間わかりますか?」の方が丁寧なのと同じ。 たとえば
What's your name?
と伝えるよりも
May I have your name?
と伝えた方が丁寧。
英語の依頼の表現
まずは依頼の表現を具体的に見ていく。 一番乱暴な表現の命令法からスタートして、少しずつ丁寧な表現にしていこう。
Help me!
(助けて!)
Pleaseをつけると多少丁寧にはなるけど、命令法には変わりはないから、目上の人には使わない方が無難。
Please help me.
(助けて下さい。)
直接法の疑問文にしてあげると一気に丁寧になる。
Will you help me?
(助けてくれませんか?)
willよりもcanを使った方が多少丁寧になる(らしい)。
Can you help me?
(助けてくれませんか?)
助動詞を過去形にして仮定法にすると、さらに丁寧になる。
Would you help me?
(助けていただけますか?)
wouldよりもcouldの方が少し丁寧(らしい)。
Could you help me?
(助けていただけますか?)
修飾語を増やすとさらに丁寧になる。
Could you possibly help me?
(助けていただくことは可能でしょうか?)
基本的には回りくどい表現にした方が丁寧になる。
Would you mind if I asked you to help me?
(助けていただけますでしょうか?)
ここから先は疑問文ですらない。
I wonder if you could help me.
(助けていただけると嬉しいです。)
次の例文でwasを使っているのは過去時制ではなく仮定法。
I was wonderring if you could help me.
(助けていただけたら嬉しいです。)
次のwouldやcouldも過去時制ではなく仮定法。
I would appreciate it if you could help me.
(助けていただけたら幸いです。)
英語の謝罪の表現
次は謝罪の具体的な表現。 まずはもっともカジュアルな表現から。
Sorry.
(ごめん。)
主語をつけると丁寧になる。
I'm sorry.
(ごめんなさい。)
謝罪の理由を付け加えるともっと丁寧になる。
I'm sorry for my mistake.
(間違えてごめんなさい。)
修飾語を増やして丁寧にする。
I'm very sorry for my mistake.
(間違えてしまいごめんなさい。)
sorryよりもapologizeを使った方がフォーマル。
I apologize for my mistake.
(間違えてしまい申し訳ございません。)
修飾語を入れてより丁寧に。
I sincerely apologize for my mistake.
(間違えてしまい大変申し訳ございません。)
ちょっと大袈裟だけど、次のような表現もある。
Please accept my apology for my mistake.
(私の間違いに対する謝罪をお受け取り下さい。)
断りの表現も見ておこう。
I'm sorry I can't do it.
(申し訳ありませんが、私にはできません。)
I'm afraid I can't do it.
(恐れ入りますが、私にはできません。)
Unfortunately, I can't do it.
(残念ながら、私にはできません。)
Against my will, I can't do it.
(不本意ではありますが、私にはできません。)
I regret to inform you that I can't do it.
(遺憾ながら、私にはできません。)
英語の感謝の表現
続いて感謝の表現。 まずは一番シンプルな言い方。 友達同士の間で使うフランクな表現から。
Thanks.
(ありがとう。)
youをつけると少し丁寧になる。 ちなみにこれはI thank you.の略。
Thank you.
(ありがとうございます。)
さらに丁寧な表現。
Thank you very much.
(どうもありがとうございます。)
何に対して感謝してるのか付け加えると、より丁寧になる。
Thank you very much for your help.
(助けていただいてどうもありがとうございます。)
thank以外を使った表現もある。
I'm grateful for your help.
(助けていただいて感謝します。)
appreciateを使うともっとフォーマルな表現になる。
I appreciate your help.
(助けていただいて感謝します。)
reallyを付けて強めることもできる。
I really appreciate your help.
(助けていただいて大変感謝します。)
修飾語を増やして、もっと丁寧な表現へ。
I really appreciate your help from the bottom of my heart.
(助けていただいて心から感謝いたします。)